変動し続ける金の価値

金は価格が変動する相場商品で、世界に共通する価値観をもつ国際商品として活発に取引が行われています。世界の四大金市場の、香港、チューリッヒ、ロンドン、ニューヨークが価格の指標的立場の市場としての地位を確立しています。世界の主要取引所がある都市間には時差があり、この時差により24時間休むことなく世界のどこかで取引が行われ、価格の影響を与えています。相場が変動する要因は、需給の変化と、その時々に世界で起きている政治・経済・社会情勢などの影響を受けて価格が形成されて行きます。また、為替相場も金価格に影響を及ぼします。円高になれば国内価格はその分安くなり、円安になれば値上がりする要因となります。

貴重な金!希少性の高い資源

金は、限りある希少性の高い資源です。
金は、年間2,500トン前後のペースで産出されており、その他、市場からの回収などによって供給される量と合わせて年間、約4,000トン前後の世界の需要がまかなわれています。 主に宝飾用をはじめ、地金、金貨以外に、ビデオ、コンピュータ、宇宙衛星などのハイテク産業用の資源とした需要があります。しかし、現在地球に埋蔵されている金は約76,000トン程度(WGC調べ)。
しかも、その大部分は採掘が困難な場所にあるため、近い将来、地上にある在庫を再利用し続ける以外に手段がなくなると予想されているほど貴重なものなのです。

価値の安定した金

実物資産である金は、価格が変動しても、価値がゼロになることはありません。
金は、「モノ」でありながら「世界に通用するおカネ」として普遍的な価値を持っており、主要国政府の中央銀行も支払い準備金として大量の金を保有しています。
現在は、「金本位制度」はありませんが、なくなった現在でも、保有する金の量がその国の通貨価値を安定させる要因として機能し続けています。

金は長期的財産保全の手段

金は、長期的な視点で見ると価格が安定しています。
金は、インフレの場合、着実に値上がりし、一方、デフレの場合は実質資産として支持されるため、長期にわたって価値を保全できるメリットがあります。財産を保全する手段のひとつとして、長く保有することで、金の利用性を生かすことができます。

ポートフォリオの活用性

預貯金はいつでも引き出せるメリットがありますが、現代の金融事情を考えると、資産保全の手段として絶対に安全とは言い切れません。また、不動産は簡単に売買できない不便さがあります。ポートフォリオは、様々な資産運用法の特性を把握し、効果的に組み合わせて運用する方法です。

金にポートフォリオを活用することで、預貯金や株・債券などの価値が目減りした場合のリスクを軽減できます。
さらに、保有している分には税金がかからないため、資産を守る保険財に適した商品です。一般的には、全資産の5?10%を金で所有するのが理想的なバランスと考えられています。

着実な資産形成を可能にする

長期にわたって安定した価値を保全できる金は、将来にそなえての資産形成にも適しています。
地金は5gから1kgまで、様々な種類が揃っています。
予算に応じて少しずつ分散して購入するで、短期的な価格変動のリスク回避につながりますので、安全な平均価格で着実に資産を形成することが可能です。

プラチナの価値と魅力 様々な用途に用いられるプラチナ

プラチナは、宝飾品として高い人気をもっていますが、宝飾用以外に約62%が工業用として利用されており、その分野は科学、コンピュータ、医療、バイオなど多岐にわたります。
また、無公害燃料電池、自動車の排気ガスを抑える浄化触媒など、地球環境を支える最先端技術にも利用され、21世紀の産業に不可欠な「未来の資源」として注目が高まっています。
プラチナは、世界の経済や社会情勢の動向によって大きく価格が変動することがありますが、実物資産としての価値に加え、投資としての魅力も兼ね備えた貴金属です。

着実な資産形成を可能にする

プラチナは、採掘量が限られているため、希少価値の高さは、金をはるかに凌いでいます。
世界のプラチナの年間供給量は194トンで、金の年間供給量約4,000トンの約1/20です。また、有史以来のプラチナの総生産量は、推定約4,720トンで、金の約1/34しか生産されてないことになります。
採掘地も、供給量の約92%を南アフリカ(75%)とロシア(17%)の2ヵ国で占めており、金よりもさらに特定の地域に偏在しています。非常に希少価値の高い貴金属です。